20.12.10

ネイルのお悩み 

そうこうおうこう(爪甲横溝)って?爪がでこぼこ!?

気がついた時には爪がでこぼこ!?痛くもないし原因に心当たりがないのに、なんて事はありませんか?
このようなへこみや溝の事を爪甲横溝(そうこうおうこう)と言います。
もちろん勝手にへこんでしまう訳ではなく原因があります。原因を知ることで予防に繋がるのでここでいくつか紹介しますね。

 

外的要因によるダメージ


「爪甲(そうこう)」とは爪の事です。その爪の付け根を覆っている皮膚のことを後爪郭(こうそうかく)と言います。
後爪郭の下には爪母(そうぼ)があり、ここで新しい爪が作られています。

だから表面がデコボコの爪はこの後爪郭や爪母にトラブルがあった可能性が高いのです。
爪に衝撃を受けたのでは無く、付け根に衝撃を受けたことによるトラブルだったのですね。

スポーツもそうですね。ボールを蹴る、踏み込む等、弱い力でも慢性的に衝撃が加わると爪の成長に悪い影響が出て爪甲横溝になってしまいます。
足のサイズに合わない靴を履いている等もそうおうこう(爪甲横溝)の原因の一つです。

内的要因は栄養不足


鉄分や亜鉛などのミネラルやビタミンが不足すると爪の主成分であるタンパク質の合成が促進されず爪にも変化が現れます。
鉄分不足の場合は匙状爪甲(さじじょうそうこう)といい、爪がスプーンのように上向きに反り返ってしまう症状がみられます。
また、そうおうこう(爪甲横溝)の溝が深い場合は病気の可能性を疑ってもいいかもしれません。

疲労蓄積や栄養障害で体調不良がある時には、爪にも変化があるかもしれないので体の異常信号として要注意です。

 

そうおうこう(爪甲横溝)の対処・予防は


爪の変形は自己修復しないので自然治癒はしません。そこで悪化しないように処置するか、予防するのが一番です。

特に外的要因の場合は、靴のサイズを見直す、外的衝撃から守る工夫をする、ジェルを塗ることで補強、乾燥しないように保湿クリームを塗る等の対策をして予防しましょう。
内的要因の場合は病気の可能性もあるので診察をうけ治療する事で、改善が見られるのでは無いでしょうか。

 

爪のメンテナンスは大事


日頃から自分の爪のお手入れをしているとちょっとした変化にも気がつきやすいです。
適切な爪の長さや日頃からのメンテナンスで強い爪を育て、綺麗な指先をキープしてオシャレも楽しみたいですね。